飲み物をこぼした、保管している間に変色してしまったなど、汚れがついた経緯やそのときの対処など、衣類の状態を把握するため、細かな聞き取りを行います。
破損、汚れ、シミの有無など衣類の状態を一枚一枚丁寧に確認します。
機械では落ちない特殊な汚れは、その汚れやシミの原因に合わせて、水または専用の溶剤を使用し、丁寧に処理していきます。(この前処理が最も重要です!)
ファンデーションや泥はね、汗などで汚れやすい箇所は、専用の溶剤とブラシで丁寧に洗います。
専用の洗濯機で、一点ずつやさしく振り洗いします。繊維の「よれ」や「傷み」、金銀の剥がれなどの心配もありません。
低温乾燥にて仕上げています。
衣類の生地を縮めず、風合いも損ねることがありません。
高温乾燥は生地を縮めたり、風合いを損ねるため弊社では低温乾燥を徹底しています。
乾燥から上がり、仕上げは職人が全て手作業で形状を整形します。仕上がりと風合い、着心地に関わる大事な作業なので、高い技術と細心の注意が必要です。
洗いの工程で落としきれなかった、根強い汚れなどを、ピンポイントで落としていきます。状態を確認しすべて手作業で行うため生地への傷みが起こりません。
汚れが全て取れているか、衣類に不具合は生じてないか、シワは残っていないかなど、細かいところまでしっかりと確認します。
お着物なら、文庫(たとう紙とも言います)に包み、紋付の場合は、紋の箇所に色移りを防ぐための和紙を挟みます。
文庫紙には、光触媒加工を施しておりますので、そのままお仕舞い頂けます。
●ウェディングドレスの汚れ!
●白無垢、掛下などの黄変!
●黒紋付、色紋付の色落ち・変色!
●色打掛、振袖、留袖